SECRET ROOM

第0077回 (2007/02/22)
無題


地元飲食業界にとって、とても残念な事が起きてしまいました。
沢山の面で大きな貢献をしてきた酒屋さんの社長が亡くなったのです。まだ48歳でした。
私が脱サラをした時、初めてお付き合いを頂いた酒屋さんでした。実はもっと以前からご縁がありました。
私がまだサラリーマンの頃、家のすぐ目の前にその酒屋さんの家がありました。亡くなった社長はその当時まだ大学生でよく自動車を磨いていたものです。健康的で溌剌とした青年でした。私の母は当時美容院を営んでいて、そのお母様もお見えになった事があるとも聞いていました。
最近はこのような葬儀に会葬する事が多く参列する度に人生や人の終わりを考えさせられます。
私は、人生は幸せになる為にあると信じています。そしてその結果を出す事ができるのは最後の時と思っています。どうやっても自分が幸せになるには自分と関係する周りの人をハッピーにしなければなれないのです。自分だけが良い思いをする事ができるのならこんなに簡単な人生はないんですけどね。そうは出来ていないのが人生なんですね。だから悩みます。すごく悩みます。
私たちがしている商売も全く同じで、最高の腕を持った料理人が居るだけで大繁盛するのならこんな簡単な商売はありません。そうじゃ無いんです!
理屈じゃ無いんだナー。こう出来ているんだからしょうがないって事です。
大学時代の恩師に訓えて頂いた「人のために自分の目に見えない財産を使いなさい」何でも良いんです。物ではない自分の時間・知識・労働力・情報・コネクション・・・知らない内に以前より自分が向上している事に気付かされます。そう、人のお役に立てば信頼され頼られ人が沢山集まってくるんです。いろんな財産と言われる物は殆んどは人が運んでくるんですから。だから、自分自身が気持ちの良い清々しい事をすれば良いんです。嫌な事はしないんです。して良い事、してはいけない事は自分の心に訊くと良いです。その声はとても小さいんですが聞き逃さないようにして下さい。一人に一つ「心」という神様がついています。
最近になって私自身いよいよ人生の復路に入ったように感じています。時間が限られれば尚更これまで以上に嫌な事はしないように思っています。だってもったいないでしょ、嫌な事のために時間を使うなんて。
いつも自分と関係する人達がハッピーでいれたなら、どうしたならそんな事が可能なのか考えていると人生はストレスが少ないんですね。
実は私達のしている飲食業は人の幸せを願う数少ない仕事なんです。
まだまだ、沢山の事を今回の残念な事から教えて頂きました。ありがとうございました。合掌。

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