彼は幼い頃からその辺で拾った、ただの石っころを宝物のように集めては喜んでいました。そして物干し台に上っはて広げていたものです。今に思えばその頃から兆候はあったようです。 その後、彼はアメリカという文化に出会います。そこでハマッタのが、「カウボーイ・50‘s・アメ車・そしてCoca-Cola 」でした。 [ 趣味で集めた物 ] 西部劇映画。 50’ミュージック。 私が聴いてもさっぱり分からない、アメ車の知識と何とか言う1966年?物の車。 年代物のCoca-Colaグッズや50’代のポスター・・・
彼が青年になった頃、そうした自分の世界を表現したい!という強い感情が芽生え出します。そして遂にそれまでの仕事も辞め店を始めました。 そんなこだわり屋の彼ですから店のデザインはもちろん、床や天井は当然、壁やドアのペンキ塗りからトイレの果てまで自分で創った店です。 驚いたのはバーカウンターです。7m程もあるケヤキのカウンターです。彼は一本9mもある丸太を探し出し製剤所まで出向いて、その場で指示しそのカウンターを造ったのだそうです。 全てに自分が携わらなければお見えになるお客様に対して失礼らしいのです。 彼の夢が一杯に散りばめられた精一杯のお店です。 一番町から広瀬通りを稲荷小路に向かって歩きだすと、とあるビルの2階にその彼のお店があります。アメリカの匂いがそのまま2階の窓の外にまでこぼれ出ています。 「ELEANOR」(エレノア) 私のたった一人しかいない大切な愛する弟のお店です。
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