彼はイタリア人です。名前はエミリオ、歳は34歳体重130kgイタリアでピザを焼いていました。そしてシンガポールでお店を持ちました。そのお店は32席のこじんまりしたお店で街から遠い郊外にあります。それでも数ヶ月先までご予約のお客様で埋まっています。 そんな彼が素敵な日本人の奥様と生まれたばかりのベイビー♀と3人で仙台にやって来ました。あれだけ繁盛していたお店を売り払いやって来ました。奥様は泣いて?止めたそうですが、彼は「シンガポールはここまで、次は日本で」という事でやって来ました。 シンガポールではかなりの有名なシェフだったらしくエアラインの機内雑誌の表紙を飾ったりしていたらしいです。そんな彼ですから、日本に行くとなった時に何人もの方達から「東京にお店を持たせてあげる」という誘いを沢山もらったそうです。それが何故仙台?彼はパトロンや投資家などと一緒に仕事をする気にはならないのだそうです。彼は一人で小さいお店から始めるのだそうです。それが日本なら仙台から始めたいのだそうです。 私がお会いした時には日本にきて今日まで20日間ホテル住まいと言っていました。保証人がいないという事と外国人という事でアパートが借りられないでいました。この間ずーと街を歩きピザを焼くためのお店を家族3人で探し続けていたらしいのです。そんな時に私は出会いました。とても物静かでイタリアの方には珍しく?とてもシャイな方のようです。 お話しを聞きながら私自身とだぶって見えました。脱サラの時どうなるのかもわからないまま吹けば消えそうなただ々小さな夢と、熱い思いだけでお金もなく家族のある責任と共に飛び込んだあの時の気持ちです。 彼の焼くピザはイタリアでも北でもなく南でもないエミリオ風のようです。パリパリしているけどしっとりもしているようです。仙台で目にとまったピザは全部食べたと言っていましたが、一店だけ認めるお店があったと言っていました。そこは薪を使っているお店でしたヨ。 エミリオのお店早くopenできますように。そして何より彼の焼く熱々パリパリしっとりのピッツァが、仙台の人たちに支持され仙台の名物になりますように。それにしても早く食べたいものです。
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